◆2001年回顧◆


◆2001年回顧◆
 
 2001年、21世紀最初の年も、いよいよ残りわずかになってきました。今年も、実に様々なことがあったように思います。
 
 なんと言っても、9月11日のアメリカでの同時多発テロ事件ほど、衝撃の強かったものはなかったのではないでしょうか。20世紀は、戦争の世紀と言われるほど戦争の絶えなかった世紀であり、核兵器などの大量殺戮兵器が造られた時代でもありました。
 
 21世紀は、ある意味で平和な世紀を期待したむきもあると思うのですが、まさにその最初の年に、それが吹き飛んだという感じでもありました。アメリカは、テロ撲滅の戦い「新しい戦争」を始めました。現在、アフガニスタンでの戦闘は一応決着がついたようですが、今後、アフガニスタンに平和が戻るか、またテロが起こるかどうかは、これからの問題ですね。
 
 狂牛病の問題もありました。日本の安全神話が、またまた一つ崩壊した、そんな気持ちで、日々の報道に接していました。レベル1のニュージーランドやオーストラリア、レベル2のアメリカやカナダに対して、日本の牛肉がレベル3にランクされるというこの現実は、想像もできないことでした。 
 
 また、私にとって、一番身近に感じた問題は、コンピュータ・ウイルスの問題です。8月に、初めて SirCamというウイルスをもらってから、(感染はしませんでしたが)Nimda騒ぎがあって、終息するのかと思いきや、11月後半からは、AlizとBadtransが毎日何通も届くようになりました。
 
 最近は、Badtransがほとんどで、だいぶおさまってきたのか、来ない日もあれば、来ても2通ぐらいになりましたが、まだ、セキュリティホールにバッチをあてていない人もいるようです。(今月、二人ほど見てあげました。余りインターネットに接続しない人でしたので、無事でしたが)
 
 現在、IPA情報処理振興事業協会)から「年末緊急警報」が出されています。(http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert131218.html)
 くれぐれもご注意ください。