2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

一時期寒い時期がありましたが、このところ暖かくなって、いよいよ春本番ですね。桜ももう開花したところもあるようですね。 そして、新年度の始まりです。今年もまた、新たな人生の始まりとなる人も多いでしょう。希望を持って生きていきたいですね。

◆イースターラビット◆

◆イースターラビット◆ 3月27日は Easter Sunday、イースター、復活祭でした。 「Maiharaの戯言」に、イースターエッグについては書いたのですが、イースターラビット(バニー)のことは書かなかったので、ここでイースターラビットについて書いてみることに…

◆プトレマイオス◆

◆プトレマイオス◆ さて、今回はプトレマイオスの話をするのですが、その前にスミュルナのテオンとチュレのマリノスについて少し。 ハドリアヌス帝の時代(AD117-138年統治)にスミュルナのテオンという人がいました。アレクサンドリアのテオンと区別してこう…

◆教会旋法◆

◆教会旋法◆ 記譜法の起源だけではなく、全音階体系の起源もまたビザンティウムにありました。アレクサンドリアとビザンティウムの理論は、ギリシアの形而上学的、数学的思考と用語を伝え、それらをそれまでにない大混乱の中に陥れたのですが、その一方で、実…

気が付けば2月も終わりだった。この[MUSICA MUNDANA]、30日発行の予定だが、2月だけは月末に発行するつもりであったのだが、不覚にも3月1日となってしまった。 まあ、「こんなこともあるわいな」と言うことでご勘弁を。 このところ雪が舞ったと思った…

◆涅槃会◆

(このところ、このメルマガのために独自に随想を書くことがなかなか困難になって、今回も「Maiharaの戯言」からの転載です。多少書き換えたところもありますが。) ◆涅槃会◆ 今日2月15日は涅槃会という。 「あなたの宗教は?」と問われれば、「仏教です…

◆メネラオスとニコマコス◆

◆メネラオスとニコマコス◆ ギリシア数学の衰退期に何らかの天才を示した人の中で、メネラオスは最も優れた人の一人でありました。アレクサンドリアの生まれで、球体について、特に球面三角形の幾何学的特性に関する論文を書いています。 彼は、98年にロー…

◆ネウマ譜◆

◆ネウマ譜◆ ラテンのネウマ譜が間違いなく現れるのは9世紀半ばです。ネウマ譜とは「符号・合図」などの意味を表すギリシア語のネウマ(νευμα)という言葉からそう呼ばれるのですが、それ以前のものをネウマ譜と呼ぶには慎重でなければならないでしょう。とい…