2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月ももう終わりです。地域によっては、梅雨のはしりのように雨の多かったところもあったようですが、こちらはそれほどでもありませんでした。 6月に入るといよいよ梅雨が本格的にやって来ますが、さあ、今年はどうでしょう。雨の多い梅雨でしょうか、それ…

◆モラエス通り散策地図◆

◆モラエス通り散策地図◆ 誰かさんが、GoogleMapsEditorを使って地図コンテンツを作成していたので、私も試しに「モラエス通り散策地図」などというものを作ってみました。 これを機会に、久々に W.deモラエスの「徳島の盆踊り」を読んでみました。ちょうど、…

◆アーリヤバタの著作◆

◆アーリヤバタの著作◆ アーリヤバタの著作は、しばしば、アーリヤバティーヤ(Aryabhatiya)とかアーリヤバティーヤム(Aryabhatiyam)と呼ばれていますが、ギーティカー(Gitika)あるいはダサギーティカー(Dasagitika)という天文表の集成とガニタ(Ganita)という…

◆宮廷歌の広まり--フランスとドイツ◆

◆宮廷歌の広まり--フランスとドイツ◆ 文化史家たちは、永く「十二世紀ルネサンス」の概念を私たちに広めてきました。彼らは、音楽を考える際には、すぐに、トルバドールの歌の偉大な開花を思い浮かべます。それは、同時代のアーサー王物語が果たしたのと同じ…

4月もはや終わり。周囲の田圃では、はやくも田植えの終わっているところも目に付くようになってきました。 今日からのゴールデン・ウィーク、いろいろと予定のある人も多いでしょうね。私は、特に予定はありませんが、例年よりはまめに動き回りそうな感じで…

 ◆ verse(韻文)とprose(散文)◆

◆ verse(韻文)とprose(散文)◆ この間の英文法の問題集を読んでいると、verse(韻文)と prose(散文)は対義語だというのが出てきたのだが、子供たちに聞いてみると、韻文と散文の違いについてどうもよく分かっていない風であった。そうか、最近の子供たちは、韻…

 ◆インド(500年から1000年)◆

◆インド(500年から1000年)◆ 500年から1000年までの時代、インドには4人から5人の優れた数学者がいました。これは、二人のアーリヤバタ(Aryabhata)、天文学者のヴァラーハミヒラ(Varahamihira)、ブラフマグプタ(Brahmagupta)とマハーヴィーラーカーリヤ (Ma…

◆最も初期のトルバドール◆

◆最も初期のトルバドール◆ 俗語で書かれた歌は、主に、アキテーヌ公ウィリアム9世の下で形成され始めたラング・ドク(langue d'oc)のリムザン(Limousin)方言で書かれました。ウィリアム自身がトロバドール(trobator)で、1120年に第一回十字軍から帰還し…