◆7月4日 - アメリカ独立記念日◆


 ◆7月4日 - アメリカ独立記念日

 7月4日が何の日かご存じですか。ご存じの方はご存じの、ご存じでない方はご存じでないでしょうが、アメリカ合衆国独立記念日なのです。知ってました?

 そこで、今回は、アメリカの独立記念日には、どんなことが行われているのか少し書いてみましょう。

 独立記念日は、アメリカ合衆国全体として祝われる唯一の祝日です。政治家たちは、この日に、公のイベントで国家の遺産や社会、人民を褒め称えます。一般の家族にとっては、ピクニックやバーベキューをする日で、親族が集まることもよくあります。4日の午前に、パレードがよく行われます。午後には、野球の試合がよく行われます。そして、晩には花火が。

 多くの州では、個人向けの小さな花火が売られています。安全のために、花火を禁止したり大きさに制限を加えている州もいくつかありますが。

 毎年行われる独立記念日の華やかなイヴェントに、ニューヨーク・ブルックリンのコーニーアイランドにある「Nathan's Famous Hot Dogs」が主催するホットドッグの早食い大会があります。1916年に、4人の移民が誰が一番愛国心を持っているかを示すために、ネイサンズの販売スタンド(1号店)の前でホットドッグの早食い大会を開いたのが起源と伝えられているそうです。

 ロードアイランド州ブリストルは、最も古から続いているアメリカの独立記念日の式典が行われることで知られています。

 独立記念日には、マイナーリーグメジャーリーグの野球の試合も行われます。

 独立記念日の起源にもかかわらず、その日に、アメリカ人が反イギリス感情をや反植民地感情を表すことはありません。実際、今日のほとんどのアメリカ人は、イギリスを最大の同盟国だと思っています。むしろ、現代のアメリカ人は、全般に、18世紀のイギリス支配の終わりを記念する日というより、アメリカという国そのものを記念する日と感じているようです。