◆庭に咲く花◆
◆庭に咲く花◆
暖かくなってきました。明日から5月ですね。
気温も20度を超える日が多くなってきました。今年は、5月5日が立夏、やがて暦の上では夏、いよいよ初夏の到来です。あちこちで花が咲き乱れているのが目につくようになってきました。それで、ふと思いついて、咲いている花の学名と英語名を調べてみることにしました。
国道沿いでは、躑躅(ツツジ)が満開です。その躑躅、学名は Rhododendron(ロードデンドロン)で、英語名は、Azalea(アザレア)ですね。行ったことはないですが、躑躅で有名なお寺に大阪府泉南市の林昌寺があるそうです。
ある人の話では、近くの立江寺の境内では、牡丹(ボタン)が満開だそうです。その牡丹、学名 Paeonia suffruticosa(パエオニア[ペオニア]・スフルティコサ)、英語名 Peony(ピーアニ)ですね。そして、牡丹といえば、奈良桜井市の長谷寺がなんといっても有名でしょう。うちの庭の牡丹も花を咲かしています。
さて、今、家の庭に咲いている花に、牡丹の他に紫蘭(シラン)があります。この紫蘭、学名 Bletilla striata(ブレティラ・ストリアタ)、英語名 Chinese ground orchid(チャイニーズ・グラウンド・オーキッド)です。英語名は、少々散文的な名前ですが、西洋にはない蘭の一種ということでしょう。
他に、今花を咲かしている花は、ガーベラとチェリー・セージ、ジャーマン・カモミールでしょうか。あと、花はもう終わりですが、アイリスですね。それから、まだ蕾でもうすぐ咲きそうな花に芍薬(シャクヤク)があります。
ガーベラの学名は、Gerbera hybrid(ゲルベラ・ハイブリッド) 英語名 transvaal daisy(トランスバール・デイジー)です。
チェリー・セージは、分類が難しいということですが、今庭に咲いている種は、英語名 cherry sageのものではなく、学名 Salvia greggii(サルビア・グレジイ)、英語名 Autum sage(オータム・セージ)と言われているもののようです。
ジャーマン・カモミールは、学名 Matricaria recutita(マトリカリア・レクティタ)、英語名 German chamomile(ジャーマン・カモミール)です。ヨーロッパでもっとも歴史のあるハーブだということです。花を乾燥させて作ったハーブティは、安眠薬として知られています。
アイリスは、学名 Iris germania(イリス・ゲルマニア)、英語名 German iris(ジャーマン・アイリス)ですね。
芍薬は、学名 Paeonia lactiflora(パエオニア[ペオニア]・ラクティフロラ)、英語名 Chinese paeony(チャイニーズ・ピーアニ)です。