2006-10-13から1日間の記事一覧

中世からルネサンスへ(その2)

アルス・ノヴァの記譜法 大きな音符を小さな音符に分割する場合、3つに分ける(完全分割)か2つに分けるか(不完全分割)の2通りがあります。ロンガとブレヴィス、ブレヴィスとセミブレヴィス、セミブレヴィスとミニマのそれぞれに応用します。曲を書くと…

中世からルネサンスへ(その1)

アルス・アンティカ 13世紀半ば、楽譜の世界に画期的な発想が生まれます。音の長短を異なる形の音符で示そうとする思いつきです。これによってヨーロッパの音楽は、特にポリフォニーが急速に発展することになります。 そのことを最初に明確な説明をしたの…